ポジションチェンジング(悩み解決編)
あなたは最近人間関係でうまくいっていますか。
「私はうまくいっています。毎日ハッピーです」というかたはサヨウナラまた明日(笑)
今日は、誰か特定の相手とうまくいっていない方向けのお話になります。
去年の10月~12月にかけて仕事が繁忙期に入り、朝早くから夜遅くまで残業続き、時計の針が深夜24時を越えることも、しばしば。(悲)
おかげでストレスは溜まり、それを解消するために、食べる、食べる。太る、太るの悪循環。妻との会話もなくなり、家に帰ればいつも私に何かいいたげな表情をしますが、それに答えることもなく、私の言葉から出るのは「あー疲れた、シンドイ、少し横になるわ」の一言。
二人の手のかかる小学生もいて、妻も子育て、仕事、家事と、大忙しの毎日。
たまに、二人きりの時間があると会話することもなく、私はパソコンに向かい仕事を続けるありさま。お互いすれ違いの生活。まるで同じ屋根に他人同士がすんでいるような感覚。いつ、妻からの爆弾がおちてくるかひやひやしていました。
この危機的状況、あなたならどう解決しますか。
NLPの心理学に「ポジションチェンジ」というスキルがあります。
このスキルは相手との関係を改善するのに役立ちます。
まず、あなたの視点、関係を改善したい相手の視点、そして第三者の視点に順番に立っていき、相手も気持ちを理解していきながら問題の焦点や解決策を探っていく者です。
つまり、自分の位置(ポジション)を変えることで、相手の考え方、感じ方を知ろうとするものです。
私が妻との仲良くやっている秘訣はこのポジションチェンジのおかげです。
ポジションチェンジで人間関係を改善する
- ① 椅子を二つ用意します。
第一ポジション(あなたの位置) 椅子A
第二ポジション(相手の位置) 椅子B
第三のポジション(第三者の位置)AとBの間
- ② まず、あなたが第一ポジション(あなたの椅子)に腰かけます、そして人間関係を改善したいと思う相手が椅子B(相手の椅子)座っているとイメージしてください(視覚・聴覚・体の感覚をフル使ってください)
- ③ その相手に伝えたいことを伝えます(私の場合は妻に対して)
私の場合は、妻に対して「いつも仕事ばかりで、家事、育児の手伝いもしないで、ゴメンなさい。なかなかお互いに話す機会もないね。でも僕もストレスが溜まっているから家にいるとき位はゆっくりしたいんだ、勝っていうけど」
- ④ 次に、イメージとしてはあなたの気持ちや感情を椅子に残しながら、二つの椅子を見下ろすことが出来る中間の位置に立ちます。
丁度、二つに椅子の間に立っているイメージです。その時、第三の立場に立場から、あなたと相手の関係を客観的に見て感じてください。
- ⑤ 今度は二人の関係を感じとったら、第二のポジションに座ります(相手の椅子)
そして、あなたが妻に対して言った発言をあたかも妻の立場で聞きます。
相手の中に深くはいりこむような感覚で相手になり切ります。
私が妻に言った発言を受け止め、どのように感じるか受け止めます。
次に妻の立場から発言をします。
私の場合は妻から「なによ、仕事、仕事ばっかりで、私は毎日、仕事、子育て、家事でたいへんなのよ、ちっとも私のこともわかってくれないし、手伝いもしない、たまに家族がいっしょの時でもいつも寝ているかパソコンに向かっている。少しは
手伝ってよ!お願いだから!」という声が聞こえてきました。
- ⑥ 最後に、第三者の立場(中間)に立ち、二人の関係を客観的にみます。
この時に私は妻の気持ちがとても理解できました。
「あー自分はいつも自分のことしか考えてないな。わがままで自己中心的な考えしかもってなかった。妻の言い分はもっともだ」
以後、家にいるときはなるべく会話を持ち、家事の分担、子供の勉強をみたり、遊び相手になったりとなるべくするようにしています。
妻との関係も改善し、コミュニケーションも良好です。
家族は仲良くやっていくのが一番です。
運命共同体ですから・・・・。
あなたもポジションチェンジング試してみてくださいね。
最後までお読み頂きありがとうございした。
心より感いたします。